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漫画家になるのにリアルに必要なもの 

 漫画家、特に週刊連載を取った人に必要なものがあります。
 それは、現金100万円です。
 
 支度金にそれくらい必要になるのです。え――と引くほどかかります。

 まずは仕事場代。
 週刊連載だとアシスタントに2~3名の人に入ってもらうことになるでしょう。緊急事態のとき、あと1名入れるようにしてあるとなお良いのですが。そこにパソコンやコピ-機、そして自分の机、ト-ン入れなどのスペ-スが入るわけで、大体2Kから2LDK(30㎡以上)が必要でしょう。
 この物件を漫画家志望の人の多い石神井あたりで借りると7~8万円。敷金礼金前払い家賃等で最初に5か月分かかると全部で40万円近く。
 もっと安い街や、駅から遠く交通の便の悪いとこを選ぶと、今度はアシスタントに来てもらった人を泊める部屋がもう一つ必要になり、その分家賃が増えることもあります。
 非常事態のとき緊急で助っ人に入ってもらえる環境が安全だと思います。
 見落とされがちなのが、トイレの位置。仕事部屋からなるべく遠くにあるのが良いと思います。音が気になることがあるのです。

 次は机や椅子などの設備。ト-ン代、トレ-ス台の購入などで、全部で6~8万円くらいでしょうか。
 座卓でやってもらったりすると腕のいいベテランの人には「あそこは設備が良くない」「もういかない」などと敬遠されかねないので注意しましょう。

 次はアシスタント代。3人にはいってもらうとするなら、そのうち1人は必ずベテランの人にお願いしましょう。
週刊連載がようやく取れて、アシスタントが全員新人なんて状況は、この世の地獄です。それが原因で連載が失敗しても不思議ではありません。その子達に教えるのが手一杯で自分の仕事ができなくなるのです。
 少し割高でも人に教えるのに慣れているベテランの人にお願いするのが一番です。(アシスタント経験のある人はこういうときコネが役に立つ)
 さて1ヶ月の人件費は35万円から45万円といったとこでしょうか。これに食事代と交通費も払うことになります。全部で50万円くらいでしょうか。
 後は自分の生活費、通信費、電気代、光熱費で・・・・ほら、原稿料が入るまでに100万円が消えていきます。

 賞を取った新人の子には一応「賞金に手をつけるな。100万円貯めろ。」とすすめています。

 で、ここからが本題。
 連載を取った新人の子に必ずやって来る究極の選択があります。
 それが、コピ-機のリ-ス

 仕事場にコピ-機があるとメチャクチャ便利です。コピ-を思うままに取れるほか、FAXとしても使え、何十枚もある原稿を編集者に一括送信してくれます。また、スキャナ―機能が付いていると、パソコン用に市販されているスキャナ―とは比べ物にならない速さで原稿を取り込んでくれたりします。
 某作家さんは、レ-ザ-コピ-機がまだ出たばかりの頃に使い出して「もう一人アシスタントが増えたようだ」と言われてました。

 漫画家の仕事場に限らずオフィスにあるコピ-機は大抵リ-スのものです。モノクロレ-ザ-コピ-機だと大体1台120万円。これを5年契約で借ります。月の払いが2万円。
 そして必ず5年間払い続けなければなりません。途中で解約した場合、残りの金額を全部払う契約なのです。
 そのうえコピ-機は自分のものにはなりません。リ-スですから。

 このリ-スのメリットはずっとメンテナンスをしてくれること。故障するとスタッフが飛んできて修理してくれたり、トナ―が切れると持ってきてくれたりします。
 あと、最新機種に乗り換えるのもOK。
 また5年間払い続けた後のリ-ス代は10分の1以下に下がり借り続けることができます。

 さて、あなたはコピ-機をリ-スに挑戦するでしょうか?それともそんなもの借りず、コンビニにコピ-を取りに行くでしょうか?

 月に2万円はかなりの出費です。でも借りないと「お前は自分の連載を信じていないのか?」と、なりそうです。

 ちなみに新連載が5年続く可能性は20本に1本、5パ-セントといわれています。
 大きな賭けです。

 あなたならどちらを選びますか?

 ちなみに最初からこのリ-スに挑戦した子を、最近では見たことがありません。
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[2010/07/25 21:13] 漫画家を目指す人たちへ | トラックバック(-) | コメント(-)



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