スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)


自分で言いましょう。 

  「編集者が漫画家に無断で、作品のセリフを雑誌掲載時に変更するのはいかがなものか?」

 と言う議論を見かけたのでちょっとこの記事を書いてみることに。

 なぜなら雑誌によっては特に珍しい話でもないからです。

 その議論の流れはこんな感じだったと思います。

 作品のセリフは漫画家が推敲を重ね書いてるもの。
 言葉を漢字で書くか、カタカナで表現するかでさえ意味があるので、それを作家に黙ってに変更する編集者は資質が問われる。

 漫画家を目指している子には、こういう「編集者ってわかってないよね」話はやたらと受け入れられて、広まりそうなので、せめてここを読んでくれてる漫画家志望の人には自分の考えを。

 編集者にセリフを勝手に変更されない、とっておきの方法をお教えしましょう。

 自分で言えばいいのです。 

  「相手はいつもこちらの意図を常に理解してくれている。それができる人こそ善き人だ。」と言うのは大変危険な考え方です。

 編集者だって頭の中には「漫画はこうすればいい」と常に考えてる人間ですし、それで給料だってもらっています。
 過去には編集者が漫画にかなり大きく関わり形で大ヒットした漫画が何本もあります。
 口を出す根拠も自信もあるわけです。

 もちろんそれを拒否して作家自身の意見が前面に出て大ヒットした漫画も何本もあります。

 特に法則なんかありません。


 何を受け入れ、何を断るかは自分で決めることなのです。
 それで運命も決まりますが、自分で決めたことです。
 目の前に常に最善のものが並ぶことなんてありません。

 



 ではここで実践的に考えて見ましょう。
 自分の漫画のセリフが変えられた。
 なんと言って説明しましょう?


 その1 「自分は漫画のセリフを推敲して選んでいます。漢字で書くのとカタカナで書くのでさえ伝わるニュアンスが違います。それがわかりませんか?」

 その2 「セリフ選びにはこだわりがあるので無断で変更しないでください。必要なときは連絡をください。知らないところで変更があるとモチベーションが下がるのです。」

 さて、どちらがいいか?
 
 コレを選ぶのは簡単です。
 自分が言われて納得する方を採用すればいいのです。  
 

 それで言い合いになったらどうするか?
 とことん議論してください。
 その議論が化学反応となって大爆発を起こし、大作家が煙の中から現れることもあります.
もちろん大怪我をした新人作家が一人倒れてることも。

 編集者が遠慮して立ててくれたり、作家性をある程度分かって対応してくれる相手はおおむねベテランの作家さんです
 新人として雑誌連載が始まるときには、どういう基準で作品を扱ってもらうか自分で決めていかなくてはいけないのです。

 いや、漫画家として自分をどう扱ってもらうかさえ、自分で管理し作り上げてゆく必要があるのです。

 自分の責任で言葉を選んで議論してください。

 人生のスリリングなところです。
スポンサーサイト


[2011/11/09 21:31] 漫画家を目指す人たちへ | トラックバック(-) | コメント(-)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。