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「かぐや姫の物語」すごい。 

 「かぐや姫の物語」での、「こういうのスゴくないか!?」という、映画観終わった直後、サ店でパンフ広げてよくやる例の話です。

 かぐや姫がまだ子供で「たけのこ」とあだ名されてる頃のこと。

 竹取に山に行く翁にかぐや姫がついてゆく。
 で、仕事中に勝手に遊びに行っちゃうシーン。
 子供のイノシシにちょっかいを出し、親イノシシに突き飛ばされそうになった彼女を、捨丸が助ける。
 かぐや姫が初めて捨丸と出会うシーン。
 このエピソードの後、翁は天からの贈り物らしい財宝を受け取るエピソードが来る。

 このシーンを普通に並べると、こうなると思います。

 1、かぐや姫は捨丸や村の子供たちと仲良くなり、翁の心配も忘れて遊ぶ。
 2、例の歌を知ってるシーン。
 3、必死になって探す翁。
 4、かぐや姫と捨丸を見つけ、当然怒る。(かぐや姫を愛しているから)
 5、かぐや姫は当然、捨丸が助けてくれたことを説明。一件落着。
 6、翌日、翁は竹藪の中で財宝を見つける。

 正直、4や5は見てる人には予想できる、説明くさいシーンになるかと。
 でも、かぐや姫を探すエピソードをきちんと片付けてしまわないと、一人で財宝を見つける6にうまくつなげられない。
 だから翌日に回す。
 
 ちょっとタルイ。

 実際の映画では、このエピソードはどんなふうに繋がっていたか?
 
 1、かぐや姫は捨丸や村の子供たちと仲良くなり、翁の心配も忘れて遊ぶ。
 2、捨丸は山の上から、かぐや姫の家の位置を見せる。そして捨丸は「さあ帰ろう」といセリフを言う。(見てる人に「捨丸はかぐや姫の家に帰したんだ」と思わせる布石が打ってある。)
 3、焦るどころか完全に憔悴して泣きながらかぐや姫を探し回る翁。(尋常じゃない愛し方をしてる・・)
 4、光る竹を見つけここで財宝を見つける。
 
 見てる側は2の布石が効いているので「姫は家に帰ってるんだろうな」と心配してない。
 探し出せるかどうかとか捨丸がどう怒られるかなんて説明はカットされても、次の4の大きなエピソードにすんなり入れる。

 タルくなる部分を全部余白に押し込めてる!
 すごくないですか?

 今年はジブリのすごい映画を2本も見られるなんて、ぜいたくな年でありました。
 

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[2013/12/18 11:16] 映画の話 | トラックバック(-) | コメント(-)


「哀しき獣」のラストについて 

映画「哀しき獣」の最後のほうのシーン。

あの銀行のシーンなんですが、そこの解釈が分かりづらいみたいなので、自分の見え方を書いてみます。



以降、ネタバレです。

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[2012/01/15 10:41] 映画の話 | トラックバック(-) | コメント(-)


MAD 

 映画館に映画を見に行ってきました。
 連続2本!
 映画と映画の間にとんこつラーメン食べて。学生か!?
 はい、学生気分でした。

 「アンチクライスト」
 「MAD探偵 七人の容疑者」

 
 「アンチクライスト」は「ダンサーインザダーク」「奇跡の海」を撮ったラース・フォン・トリアー監督の最新作。
 映像美にはとてつもないものがあって、見ものなのですがラスト30分は・・・・
 ウギャ――――!!!
 です。
 ウィキによると、カンヌで4人気絶させて大バッシング受けてるみたいですね。ちなみに18禁です。

 「MAD探偵」はジョニー・トーとワイ・カーファイの共同監督。香港2007年の作品。
 もう、メチャクチャ面白いです。超オススメ。
 やってる場所が結構限られてるので、興味のある方はDVDで。

アンチクライスト



MAD探偵



 

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[2011/03/07 00:06] 映画の話 | トラックバック(-) | コメント(-)


「借りぐらしのアリエッティ」は大傑作でした 

 まずは嬉しかったこと。「C.M.B.」のエジプトの話で森羅の唱えた説に、大学のエジプト考古学の先生からお褒めの言葉をいただきました。やった―!

 と言うことで本題、「借りぐらしのアリエッティ」見てきました。

 骨太のスト―リ―と深いテ―マの大傑作じゃないか!「すごいもの見せてもらった!」と頭をボ-っとさせて映画館を出てきました。
 でも巷間なぜか「スト―リ―がない」と評されてるのを見て「???」となり気になって翌日もう一度見に行きました。
 
 で、自分なりの結論
 「スト―リ―がない」と思わせる原因はおそらく「宣伝」のせいような気が。

 「アリエッティ」を「元気な女の子の冒険物語」とか「アリエッティとショウの出会いの物語」と宣伝しているようなのですが、そんな読み口でこの物語見ていたら物語なんかほとんどありません

 おそらくそんな見方したら「悪い奴は結局どうなるの?消化不足!」とか「二人の関係は!全然描ききれてない!」と言う感想になるような。

 もともとそんなもの描いてないし、そういう見方をもししたら、途中の「人の数の話」や「小人の家」の話がさぞかし唐突なものに見えたろうと思います。て、いうか本来綿密に作られてる作品が「がたがた」に見えるでしょう。
 この物語で最初にアリエッティが見られてしまうのも重要な意味があるし、キャッチコピ-の「人間に見られてはいけない」もメチャクチャ重要な意味があります。

 これから見に行こうとしてる人は、この作品は「冒険物語」でも「恋愛物語」でもないと思ったほうがいいです。
 「借りぐらしのアリエッティ」の物語の形態で一番近いのは謎解きミステリ―です。

 アリエッティの一族に昔から伝えられてきた「人に見られてはいけない、もし見られたら必ず引っ越さなければいけない」という言葉。
 その謎をアリエッティとショウの物語を通して解き明かすというスジ立てなのです。

 
大手の広告代理店が2つも付いていて、なんでこんな宣伝したんだろ?

 この先はネタバレになるので、もう見た人のために。

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[2010/07/29 18:56] 映画の話 | トラックバック(-) | コメント(-)



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